新春にふさわしい桜と雛を店いっぱいに並べて、来店の皆様と楽しい日々を過ごさせていただければ幸いです。
3月の閉店まで残すところ2カ月余りとなりました。雪の降る寒い日もあるかもしれませんが、一人でも多くの方にご来店いただきたいと思っています。
本当に長い間、お付き合いいただきありがとうございました。
2018年1月8日
冬を愉しむ 展示会無事終わりました。
最後とのことで輪島からは格安の作品を送っていただき、内田さんや長坂さんも愉しい作品を届けてくださりました。皆さんにも喜んでお買い上げいただき、今年一番の売り上げとなりました。
来年3月に閉店と決めていることもあり、有終の美を飾ることが出来そうです。
クリスマスもお正月ももうすぐ。83歳になった今、子供のようにわくわくした気分で迎えたい思っています。
2017年12月19日
猛暑に台風。選挙にソフトバンクの優勝と、目まぐるしい日々もようやく静まり、今は、年内最後の展示会の準備をしているところです。
内田裕子さんと長坂一子さんの作品の他に、輪島塗のお重箱や日賀野さんの新作も展示します。
来年の3月末に閉店の予定ですので、お重箱は最後の展示です。
長年二人三脚で支えてくれた娘が他界して四年になります。
娘の遺言は、「いいものを売ることを辞めないで、続けるように」とのことでしたが、さすがに寄る年波には抗えず、一人では何かと無理なことも多くなり、そろそろ年貢の納め時。最後までいいものだけを売ることは出来たと思っています。
残りの日々、沢山の方に感謝しつつ過ごして参ります。
2017年11月13日
暑い夏が過ぎ、やっと涼しい秋が来て、クーラーも不要の日々となりました。
大好きなマラソンも始まります。
今、お店では30年前くらいに買っていただいた、リサイクルの作品を展示しています。
それぞれは色あせることなく、今も十分楽しむことができ、次なる購入の方があと20年は十分楽しんでいただけること請け合いです。
良いものは、好きな人のところに行くといわれますが本当です。声を大きくして説明することなく、静々と次の方に渡り、私も安心しています。
今月は展示会の予定なく新作の本をいろいろ注文しています。
2017年10月4日
夏休みが終わり猛暑も過ぎ去りなんとなく秋の気配が感じられます。
芸術の秋とは大げさですが展示場の模様替えをしました。
作品に変わりはないのですが、配置が違えば見え方が変わりいいものが、いっそうよく見えるのです。不思議ですが。
今のところ新しい企画はできていません。喜んで足を運んでいただくには何をどうしたらいいのか、激しい変化の時代は難しいことです。
休みの間中川一政全集を読んでいましたので手持ちの書を眺めています。色々の事沢山教えていただきましたので元気に前進できそうです。
2017年9月1日
7日より20日までお休みします。休みといってもどこかに出かけることはないので、クーラーをきかせ、奇麗に掃除された部屋で静かに読書を楽しみます.
掃除は週1でプロの方にしていただいているのでホテルに住んでいる気分になれます。読書はもうだいぶ前(昭和62年)に買っていた中川一政全文集(全10巻)を改めて読み返しているのですが、内容を何も覚えていないことに驚いています。
背中の骨折も、あと少しで良くなり、外の散歩もできそうです。猛暑の中、涼しくなる秋を待ちながら無事に過ごしてまいります。
2017年8月6日
1946年6月25日は満州より引き揚げてきて京都府舞鶴にたどりついた記念日です。
日本海に面した舞鶴港は、梅雨時で小糠雨が音もなく静かに降り、やさしく迎えてくれました。
両親にとつては古里ですが、子供の私には故郷でなく未知の場所です。あまりのうつくしさに感動しました。その時いらい梅雨どきが大好きです。あれから70年あまり。ビルの立ち並ぶ空もだんだん狭くなってきた場所に住んでいる今も、美しい国だと思っています。
さて、今回夏を彩る色々の作品を展示しました。日本の夏を楽しく過ごしていただきたいとおもいながら、、、、、。
2017年6月23日
6月に入り、外は雨。大好きな梅雨に入り展示会の準備も進んでいます。
昨日案内状のはがきを発注し、準備も万端です。これからはしばらく暇な日々になり、読書の時間が増えそうです。
そこで本棚に並んでいる昔に読んだ本を再読することにしました。内容を忘れ、新作を読むのと同じ楽しみを味わっています。
年齢を重ねた分、新たな発見があります。そこが名作の力。をすごいことだと感じています。
展示会は6月22日から。それまで読書三昧の至福のときになりそうです。
2017年6月7日
50年余一筋に、良いものを届けたいとの思いで、器と絵の店を続けています。
でも、そろそろ力が尽きそうです。
出会った作家さんは若い方ばかりでした。その方々が、今、第一線で活躍されているのを見て、何とか役に立てたのではないかと喜んでいます。
昔営業で外回りをしていた頃、時間があくと飛行場に立ち寄って、離陸の様子を飽かず眺めていたものです。
私自身も、若い作家さんが滑走路を離れ、大空に飛び立ち、上昇気流に乗るまでを支え、お役に立てればとの思いで仕事を続けてきました。
そんな思いは、出会ったたくさんのお客様にも届いたようで、世に出る前の作品を買っていただくことで応援していただきました。
そうやって出会った作家さんも、今では皆さん一流になられ、この小さなお店で扱わなくても良くなりました。今では、店主の私の楽しみのためだけに展示されています。
今年も夏が近づいてきました。使っていただきたい品々を展示してお待ちしています。
2017年5月20日
3月の展示会が終わり、桜が散り、銀杏が芽吹き、もうすぐ夏が近づいてきます。
去年は熊本地震で、福岡でも時々揺れる日があり、落ち着かない日々を過ごしていましたが、今年は何事もなく、静かな日々です。
店は展示会のあと、少し寂しくなりましたので、内田さんとガラスの高橋さんに作品を送っていただきました。
四季のある日本で、工芸品の店では早めに季節を感じていただくよう心がけながらご来店をお待ちしています。
2017年4月19日
3月2日からのい展示会の作品が勢揃いしました。
今まで何十年も続けてきたひな飾りの展示は、今年はお休みします。三月はひなを並べるとお客様に来店していただいたものですが、これまでに十分買い上げていただき、それぞれの家に納まり、満足していただいていると思うからです。
そこで、今年は少し早いのですが、日賀野さんの桜の大小をメインに展示することにしました。
外の桜はもう少し待ってのことになりますが、一足先に室内で花見を楽しみたいと思っています。
その他の作品は、個人的に気に入ってお願いしている作家さんの新作を展示します。
2017年2月26日
テレビでは大雪の景色が映し出されていますが、こちらは明るい春の空が広がっています。
雪深い地方の方はご苦労の多い日々と思われますが、少しは雪が積もる銀世界を見てみたい気がしてます。
3月2日から小品展をします。
個展となりますと、作家さんの準備がたいへんな割に、売り上げが少なく店としては心苦しく思っていましたので、作品の数を少なくして一同に展示することにしました。
小さなへやで色々みるのも楽しいことと思います。
何か一つでもお気に入りに出会ていただけますよう祈りつつ、、、、
2017年2月14日
梅といえば大宰府。
近くの公園の梅も、今が見頃となっているだろうなと思いながら、昔住んでいた大宰府のことを思い出していました。
梅林の茶店の前を通って、いい香りを嗅いで通学していました。外はまだ寒いのですが、窓から見える空は明るくなっています。
そろそろ冬ごもりを卒業して新しい展示を、と思っているところです。
2017年2月10日
今日、今年初めての注文品が届きました。
冷蔵庫の野菜室の中は、橙がひとつ残っているだけです。
この場所に住むようになって4年ばかり。西山商店さんには、いろいろな食料品を月に二度ほど届けていただいています。有難いお店です。時にはおまけのお菓子や、お母様が漬けられている美味しい床漬けも入ってきます。
買い物に行くのが苦手な私は、野菜を色々注文して、届いた素材を使いきることで、無駄無くバランスのいい食生活が送れています。
骨折もあと一年ぐらいで回復の見込みですが、西山商店さんにはこの先もずっとお世話になりたいと思っています。
2017年1月20日
今年は世界のあちこち、国内で変化の多い年になりそうです。
うつわと絵の小川は変化の予感はありません。
例年どうり。ほんもの(人.物)との出会いを楽しみに過ごしていきたいと思っています。
2017年1月1日